アトピーの人ほど入浴は大事!!  入浴方法はもっと大事!!!!


ステロイドは前に塗った分の油分が残っていると、新しく塗った分の効果が出にくいと言われています。塗る前に、肌を清潔にする必要があるのです。これに気づかずカラスの行水を続けていると、ステロイドの効果が見えず、塗る量や回数が増えてしまう原因になります。また、薬自体も強いものを使うようになり、改善から遠のいてしまう恐れがあるのです。また、ステロイドの使用の有無に関わらず、皮膚を清潔に保つことは必須です。アトピー性皮膚炎の原因のひとつが、皮膚の上で黄色ブドウ球菌が増殖することですが、入浴を怠ることは増殖を放置することになり、症状がますます悪化してしまうと考えられるのです。



■ 理想的な入浴方法


入浴にあたって、お湯の温度設定は重要です。温度が高すぎると肌への刺激が強くなり、かゆみや炎症がひどくなってしまう場合があります。少し熱めに沸かして、お水で調節しましょう。時間は最低10分前後が理想です。肌をやわらかくすることで汚れが落ちやすくなり、余分な石けんやシャンプーを使わなくてすむためです。また、お湯に浸かることでリラックスをして、自律神経を整えてあげることも、アレルギー反応を抑えるために有効なのです。入浴剤は使用することもできますが、基本的にはアトピー向けに作られたものを試しましょう。
さらに、体を洗う石けんやシャンプーにも気をつけましょう。高価なものでなくて大丈夫なので、無添加、無香料といった敏感肌用を使います。よく泡立てたら、まずは炎症の強い部分からそっと泡を置くように洗います。そのとき、決してゴシゴシこすらないこと。ステロイドを塗った部分も同様です。洗い終わったら泡が残らないように、よく洗い流しましょう。お風呂上りに体を拭くときは、ナイロン製のタオルは使わず、綿のやわらかいものを使うほうが肌に負担がかかりにくいです。



不安な場合は、専門家に相談を


体に触れるものは無添加、無着色、無香料のもので、肌をとにかく傷つけずいたわりさえすれば、アトピーの方でも入浴して大丈夫。むしろ、肌を清潔に保つために必要です。けれど、肌がジュクジュクしていたり、異様に火照っているなど、あまりに症状が悪化していている場合は、主治医の先生に相談してみましょう。




正しい温泉入浴方法


■旅館に置いてあるお菓子とお茶にも意味がある
温泉の浸かり方について勅使川原さんは、次のように話します。
――温泉は、周知のとおり体調不良を整える効果効能がありますが、ぼーっと入っていてもその効果は望めないことがあります。それに、ご経験がある方も多いと思いますが、一つ入り方を間違えると、余計に疲れたり、体調を悪化させることにもなりかねないのです。
「温泉効果がよりアップする入浴法」について、10の方法をお伝えしますね。


1.入浴前は適度にカロリー補給を!

空腹で入浴すると貧血を起こしたり、ひどい時には吐き気などを起こす場合もあります。適度にカロリー補給をしてから入りましょう。よく旅館にお菓子とお茶が置いてあるのは、到着後の午後には、これらを口にして空腹を癒やしてから入浴を、という意味があります。


2.温泉に入る前後に水分補給をする

入浴の10分~20分前と、入浴後すぐ~10分後までに、コップ1~2杯の水を飲みましょう。血行と発汗を促します。特に入浴後は、発汗で血液の粘度が上がって血液がドロドロになるのを防ぎます。


3.温泉に浸かる前に軽く体を洗う

温泉成分をより吸収するために、体を洗ってから浸かりましょう。ただし温泉には、肌の角質や毛穴の汚れを取る効果があるので、体をタオルでごしごしと洗うと肌を傷めてしまいます。そこで、せっけんを手に取ってよく泡立てて、手で洗うことをおすすめします。かけ湯をして、一度5分ほど湯船に浸かってから洗い、また湯船に浸かると体が温まりやすいです。


4.体を洗ったあとは温泉の湯でかけ湯をする

かけ湯は、入浴中の脳卒中や心臓発作を防ぐ役割があります。心臓から遠い部位から首へ、つまり右足、左足から太もも、腰、おなか、胸、肩、首へと順に、5~10杯ほどかけましょう。


5.湯口(ゆぐち)の反対側から入り、湯口(ゆぐち)側から出る

お湯がわき出ている湯口(ゆぐち)付近は温度が高く、体に負担がかかります。ですので、温度が低く、お湯がまろやかな湯尻(湯口(ゆぐち)の反対側)からそっと足を入れて徐々に湯を体になじませていきます。湯から上がる時はその逆で、湯が新鮮な湯口(ゆぐち)付近から上がるとよいでしょう。


6.入浴中は、しぼったタオルを頭にのせる

暑いとき、のぼせた場合には冷たいタオルを、寒いとき、立ちくらみがする場合には熱いタオルを頭にのせるとよいでしょう。


7.内風呂に入ってから露天風呂へ

気温が低い屋外にいきなり裸の状態で出ると、血圧が急上昇する場合があります。まずは内風呂に入って体を一度温めてから、露天風呂に行くのがよいでしょう。露天風呂では、頭を冷やして下半身を温めることになり、血液循環が活発になります。体の芯から温めることができます。


8.1回の入浴は5分程度に

1回の入浴で長湯(ながゆ)をすると、体への負担が高まります。1回につき約5分間入浴し、3~5分ほどの休憩をしてから再度、入浴します。これを体調に合わせて、3回ほど繰り返します。時間を計ることが難しい場合は、額にじわっと汗をかいたときが上がりどきだと覚えておきましょう。 休憩の続きに、体や髪を洗うと汚れが落ちやすくなります。


9.あがり湯にシャワーはNG

温泉入浴後は、約3時間ほど皮膚から温泉効果の浸透が持続します。上がるときに、体を洗ったりシャワーをかけたりすると温泉成分を洗い流してしまうことになります。温泉のかけ湯ならOK。


10.入浴後は30分~1時間の休憩を

汗やほてりが自然に引くまで、水や麦茶、熱で失われやすいビタミンCを含んだドリンク、スポーツ飲料などを飲みながら、ゆっくり過ごしましょう。この時間は大切です。この間に、温泉の成分がより体に浸透していきます。ビールなどアルコールは、のぼせた体に悪影響を与えることがあるので、このときはガマンします。1時間程度ゆっくりした後の、夕食時のお楽しみにとっておきましょう。


★最後に個人的な意見になりますが!
私が一番好きな入浴方法は家の近くの温泉へ歩いていき(無い場合は銭湯などでもいいんですが)まず体を軽く洗い、ザプーンと湯船へ!
その後露天風呂で軽く考え事・・・・・・・・
次はサウナへ。風呂上がりに飲むビールの事を考えたり、レモンサワーに氷を入れてガツーン冷やして飲もうかなど・・・
そして水風呂。外でボケー。サウナ。水風呂。中の椅子でボケー。
で最後にゆっくりお気に入りの湯船であったまり、家に帰る途中のコンビニでお酒を買い、歩きながら飲んで帰り、家の前で一服をして完了です。
まったく入浴方法とは関係ない話になってしまったぽいですけど・・・
是非楽しい入浴を!!!